DB活用について ~ 実践編 基本その1 テーブル ~

初心者がAccessを実践するうえでポイントとなる考え方を中心に解説していきます。
といっても全く何も知らない初心者ではなく、興味があり少しは触ったことがある方がちょっと背伸びして理解できるぐらいを想定しています。
索引ちっくにまとめていくので、ちょっと小難しい話は読み流しておいて、気付きがあった時々で読み返して頂ければと思います。
実際の操作については、少し古いですが以前投稿した関連記事も参考になる筈なので、併せてご一読ください。

Accessの活用 データインポート編

2016.06.05

テーブル

Accessの活用方法は?

「テーブルを作成しクエリで連結する。」まずはこれだけ意識すれば十分です。
レポート作成機能、マクロ機能、VBA機能などありますが、考えないようにします。
私自身もマクロやVBAは一部使用しますが、なるべく使用しないように意識しています。
特に物事を始める際は、理解を早めるために出来るだけ単純化することは大事で、その為には「やりたい事は何なのか?」を明確にして取り組む必要があります。

テーブルとは?

データを保存する為の器で、最も基本的なものです。
ちなみに、あまり変更のないテーブルを「マスタ」よく変更のあるテーブルを「ワークテーブル」などと言ったりします。

テーブルの設計指針

テーブルを作成するにあたり、初心者のうちから必要項目をアレコレ悩むのはナンセンスです。
取り込むデータは予め外部で準備されているという起点から、基本的には取り込むデータの項目を全て定義するというスタンスで考えます。
そして自分でいちから考えて設計するテーブルでなければ、正規化を意識する必要も当然ありません。

テーブルの作成方法

テーブルを新規作成するには、項目名と項目定義を指定します。
項目定義は色々なデータ型がありますが、基本は商品名などは「短いテキスト」、金額は数値型で数量や日本円を扱う場合は長整数型、ドル等の小数点を扱う場合は倍精度浮動小数点でOKです。殆どの場合、これだけで大丈夫です。
それでも他のデータ型の定義の詳細を知りたい方は、他サイトや書籍等を参考にしてください。

【例:Amazon出品詳細レポート(カスタム)出力方法とデータ定義例】

Key設定

一意性を持たせるかどうか、言い換えると作成するテーブルに重複を許すかどうかになります。つまりKeyを持たないテーブルをクエリ連結すると、1対多、多対多の関係性になる可能性があります。
ただしKey設定は必須ではなくkey項目をあえて持たないテーブルも普通にありえます。

インポート定義

通常は空のテーブルを作成してデータを追加していきますが、Accessではデータをインポートする際に定義を行う便利な方法もあります。
また取り込むファイルを定義する際に「インポート定義」を作成して保存しておけば、次回から同定義のデータを簡単に読み込めるような仕組みが用意されています。

テーブルリンクとは?

Accessではテーブルにデータを溜め込む方法とは別に、CSVファイルやExcelなど指定のデータを直接テーブルとして扱うことも可能です。
これにより扱う対象のデータが頻繁に変わる場合でも、いちいちデータを再取り込みする必要がなく動的に扱うことが可能になります。

UTF-8で取り込む

データを取り込む場合、文字化けする場合があります。
その際はUTF-8で取り込みます。

最後に

今回は、初心者がテーブル作成に取り掛かるうえでのポイントや躓きやすそうなところを中心に解説しました。
テーブルはそれ単体で並び替えも可能ですが、あくまでデータを溜めておく器であり、そのままの状態では例え数百万件のデータを保持したとしても、あまり意味がありません。
そしてデータを最大限に活用する為にクエリ機能(問い合わせ)が存在します。
どのような視点で表同士を関連付けて必要な要素を抽出していくのか、それを考えるのがDBの醍醐味であり面白いところです。

実践編 基本その2 クエリ に続くかも続かないかも。。。

Accessの活用 データインポート編

2016.06.05
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