ちょっと前に、がっちりマンデーで予想ビジネスというものを紹介していました。
東京の「玉子屋」という弁当屋が紹介されていたのですが、
業界平均3000個/日と言われる売上に対して
玉子屋はなんと平均60,000個/日も売れているそうです。
60,000個*450円=2700万円も1日で売上げているのには驚きですが、
鮮度が命の弁当で、在庫調整をどうしているのかというと
なんと全て工場長の経験と勘に委ねているのだそうです。
実際にロケ映像で1日の業務を流していましたが、
月曜日は会議が多いので売れやすいということで
早朝58,000個の準備から始め、当日朝の天気や電話注文の鳴り具合から
1日の予想売上個数を考えて追加の弁当を作り、最終的に61300個まで弁当を増やします。
そして、まだ注文も入っていない各地へ販売に出かけて弁当を売り出します。
結果は、、、、その日の注文数が61,181個、なんと誤差率0.1%でした。
恐るべし的中率です!!
私達は在庫管理に1日・1週間で何個売れたから1ヶ月で何個売れる筈だと
ざっくりとした根拠を立てて、それに則って仕入を行いますが、
実際はその時の天気や景気、それ以外の要素も購買意欲に深く関わってくる筈なので
在庫調整を正確に行うのは困難です。
弁当屋とまではいかなくても、物販でも在庫調整は資金繰りに直結するのでかなり重要です。
私達も経験により、もっと嗅覚を尖らせて精度を高めていくことが出来る筈です。
単なる期間での調整から季節やイベント行事を加味した仕入へ、
さらにその時の景気や流行をとらえて「勘」で在庫を調整できるようになりたいです。
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