事業継続計画

BCP(Business Continuity Plan)という言葉をご存知ですか?
災害などの業務中断リスクに対して、事業を継続かつリスクを最小限にする為に平時から戦略的に準備しておく計画のことです。

不測の事態に備える

私達の場合でも日頃から不測の事態に備えておかないと、何かの拍子にいきなりビジネスがストップしてしまう危険性があります。
労力と費用はかかりますが可能な限りのリスク対応は行っておかなければいけません。
ネット物販ビジネスにおいての災害とその対策は何が考えられるでしょうか?

・ネット不通対策

インターネット環境はネットビジネスでの生命線です。メインに光の有線、サブでスマホのテザリング環境は欲しいところです。

・機器故障対策

疎かにしがちですがとても大切なことです。システムの世界では機器の故障に備えて、同一のシステムを複数構成で準備しておくことは当たり前です。パソコンでもハードディスクはある日突然壊れるものなので、大切なファイルは外付けのハードディスクやUSB等で定期的にバックアップをとっておかなければいけません。またDropBoxやOneDrive等を活用してクラウド上にファイルを保存しておくのも良いです。私は大切なパスワード等は誰も分からない形に暗号化して定期的に自分宛にメールしたりしています。さらにクラウドデスクトップサービスを利用して自分の端末環境の負荷を軽減しておくのも良いと思います。

・訴訟リスク

輸入での責任は製造者ではなく販売者に問われます。中国輸入を実践されているは、輸入した商品に問題があったことは既に何度も経験している筈です。私の場合でも商品には全く関係がないけど針が紛れ込んでいたりしていたこともあります。万が一こういう事で購入者に怪我をさせてしまっただとか洒落になりません。PL保険、超保険への加入は必須です。

・海外買付トラブル

ビジネスが軌道に乗り取引にも慣れて1回の買付の金額が大きくなってくると管理が疎かになってきがちですが、信頼していたパートナーに裏切られて数十万・数百万を持ち逃げされたり、洪水被害等で海外倉庫に保管していた在庫が駄目になってしまったという話をたまに耳にします。特に人とのやり取りは必ずトラブルを招く可能性があるという可能性を考えて、支払は納品後にしたり一回の支払いを小さくする等して、突然足元をすくわれないよう不要なリスクはなるべく排除していきましょう。

・アカウント停止・削除

順調に行っていても不幸は突然やってくるものです。ひとつの販路だけに拘っているとちょっとした拍子にいきなり収入がゼロになってしまう可能性もあります。収入だけでなく、より安定性を高めるためにも多販路展開や複数アカウントでの運用を視野に入れていくことを強くお勧めします。

まとめ

ビジネスが頓挫しないようにリスク対策は取っていかなければいけないものです。特に上に挙げたものは何らかの対策をとっておくことは必須です。ただ、あまりお金をかけすぎても金銭的・労力的に苦しくなります。固定費として支出が継続的にかかるものも多いので、十分考えて効果の高いものから対策を練っていくようにしましょう。

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